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北海道・札幌で愛され続ける「ザンギ」

ザンギのルーツや語源については函館発祥説や釧路発祥説など諸説あり、釧路市末広の「鳥松」というお店が1960年頃に出したブロイラーを骨ごとぶつ切りにして揚げたのが最初であるという説が最有力であると言われています。
一般的な唐揚げと似ていながらも、下味の濃さや味付けの個性が際立つのが特徴です。
札幌では家庭料理としても定番ですが、居酒屋・定食屋・専門店など、あらゆる飲食店で提供されているソウルフードでもあります。
札幌のザンギが「テイクアウト向き」と言われる理由
北海道の冬、特に札幌では、
「冷めにくい」「持ち帰っても満足感が高い」という点がテイクアウト選びの重要なポイント。
① 冷めてもおいしい味付け
ザンギは下味をしっかり付けてから揚げるのが特徴。
にんにく・しょうが・醤油ベースの濃いめの味付けなので、冷めても味がぼやけにくく、持ち帰り後も満足感があります。
② 衣が比較的ベタつきにくい
札幌のザンギは片栗粉を使う店が多く、一般的な唐揚げよりも時間が経っても衣が重くなりにくいのが強み。
テイクアウトでも食感を保ちやすい点が支持されています。
③ 個数売り・量り売りがしやすい
ザンギは、3個・5個などの個数売りや100g単位の量り売りなど、テイクアウト販売に最適な形態で提供しやすく「今夜のおかずに少し」「家族分まとめて」など用途に合わせやすいです。

このように晩ごはんのおかず、お弁当、晩酌のお供にもよく合い、電子レンジ+トースターで温め直しやすく、失敗しにくいテイクアウトメニューとして弁当のおかずや夕食のメインとして選ばれることが多くなります。
ザンギと唐揚げの違い
ザンギと唐揚げの主な違いは「下味」と「地域性」で、ザンギは醤油ベースのニンニク・生姜風味の甘辛いタレにしっかり漬け込み味付けが濃いのが特徴の北海道の鶏の唐揚げですが、唐揚げは下味をつけないものや塩胡椒ベースなど幅広く、粉の付け方や衣の厚みも異なる場合が多く、明確な定義はないものの「下味の有無と味の濃さ」で区別されることが多いです。
ザンギの特徴
・発祥: 北海道(釧路市が発祥とされる)の郷土料理。
・味付け: 醤油、生姜、ニンニクなどを使った甘辛いタレに漬け込み、味が濃い。
・下味: 揚げる前にしっかり下味をつけるのが基本。
・衣: 小麦粉や片栗粉を使い、卵を混ぜて厚めの衣になることも。
・肉: 骨付き・骨なし両方あり。
唐揚げの特徴
・地域性: 日本全国で食べられる一般的な鶏の揚げ物。
・味付け: 塩胡椒、下味なし、醤油ベースなど様々。
・下味: つける場合とつけない場合がある。
・衣: 片栗粉や小麦粉を薄くまぶし、カリッとした軽い食感が多い。
このザンギの「冷めても味がぼやけない」点が、テイクアウト向きと言われる大きな理由でもあります。

肉だけじゃないザンギ
「ザンギ」はもともと鶏肉の唐揚げを指す言葉ですが、北海道では鶏肉以外の魚介類や野菜などを使った揚げ物も「ザンギ」と呼ばれ、親しまれています。
■ 鮭(さけ)のザンギ:定番の一つで、家庭でもよく作られます。
■ 鱈(たら)のザンギ:白身魚のザンギとして人気があります。
■ イカのザンギ:下足(げそ)なども含めてよく食べられます。
■ タコのザンギ:独特の食感が楽しめます。
■ ホタテザンギ: ホタテの稚貝や身を丸ごと揚げ、ジューシーな味わいが楽しめます。
■ じゃがいもザンギ: ひと口大のじゃがいもをザンギのタレで味付けして揚げたおつまみです。
■ ゴボウザンギ: スティック状のゴボウに濃いめの衣をつけて揚げた香ばしい一品です。
■ 大豆ミートザンギ: 健康志向の高まりにより、肉の代わりに大豆ミートを使用した代替肉ザンギです。
まとめ
札幌では年明けから通常営業に戻る飲食店も多く、普段使いできるザンギのテイクアウトが再び充実する時期でもあります。
ザンギは北海道・札幌の食文化を語る上で欠かせない存在。冷めても美味しく、満足感があり、日常使いしやすい。札幌でテイクアウトを選ぶなら、まず候補に入る定番メニューと言えるでしょう。


