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甘納豆のお赤飯

甘納豆のお赤飯は「北海道の当たり前」

お赤飯といえば小豆で炊いたほんのり塩味のごはんを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、北海道では「お赤飯=甘納豆」が当たり前です。ほんのりピンク色に色付けされたもち米に、甘い豆がごろっと入ったお赤飯は祝いの席や行事、家庭の食卓で長く親しまれてきました。道外出身者が初めて見て驚く「北海道あるある」の代表格です。

なぜ甘納豆?北海道ならではの理由

甘納豆のお赤飯が広まった背景には、北海道の食文化と時代性があります。保存性の高い甘納豆が家庭で使いやすかったこと、そして「祝いの席=甘いもの」という感覚が根付いていたことが理由とされています。戦後以降、学校給食や地域行事で提供されるようになり、和菓子店やスーパーマーケットでは甘い甘納豆のお赤飯の他に、甘くない通常の赤飯との両方が販売されています。
おはぎや赤飯とはまた違う、北海道独自の「お祝いごはん」です。
ちなみに、甘納豆は炊き上がった状態の赤飯に食紅や砂糖と一緒に加えて混ぜたり、添えることもあります。豆を一緒に炊き上げた場合、豆が溶けたり崩れたりするからです。完成した赤飯には紅しょうがをスライスまたは刻んだものを添え、胡麻塩をふりかけます。

道外では驚かれ、道内では懐かしい味

北海道出身者にとっては懐かしい味でも、道外では「赤飯が甘い!?」と驚かれることもしばしば。近年はSNSやテレビ番組で紹介される機会も増え、北海道ローカルフードとして知られる存在になりました。観光で訪れた人が、コンビニやスーパーで見かけて初体験するケースも少なくありません。
ちなみに、山梨県や青森県のように甘納豆や砂糖を入れたお赤飯が食べられる県もありますが、食紅でピンク色に色付けしてるのは北海道だけです。

受け継がれる「祝いのかたち」

時代が変わっても、甘納豆のお赤飯は北海道の祝い事に欠かせない存在です。入学式、卒業式、誕生日、地域の行事など、特別な日に並ぶことで「お祝いなんだな」と実感させてくれる料理です。味だけでなく、思い出や家族の記憶と結びついている点も、このお赤飯が愛され続ける理由なのかもしれません。

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