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フレンチドッグ

フレンチドッグとは?
全国的には「アメリカンドッグ」と呼ばれるソーセージに衣をつけて揚げたあの屋台フード。ところが、北海道では同じような食べ物を「フレンチドッグ」と呼びます。
しかも――
最大の特徴は揚げ物に「砂糖をまぶす」という文化。
北海道ならではの食習慣が詰まった、ちょっと不思議で懐かしいB級ローカルグルメです。
なぜ北海道では「フレンチドッグ」?
はっきりとした由来は諸説ありますが、北海道では昔からアメリカンドッグのことをフレンチドッグと呼ぶ習慣が地域によって定着しています。
コンビニや売店、学祭、スーパーの総菜コーナーでも「フレンチドッグ」と表記されていることが多く、道民にとってはこちらがスタンダードのような気がします。観光で札幌や道内各地を訪れた人が「え、これアメリカンドッグだよね?」と驚くのも、もはや「北海道あるある」の一つです。

砂糖をまぶす?ケチャップじゃないの?
北海道のフレンチドッグ最大の特徴が、グラニュー糖をまぶして食べるスタイル。外はカリッと、中はジューシーなソーセージ・・・ではなく魚肉ソーセージ。一見ミスマッチに思えますが、食べてみると意外なほど相性が良いような気がします。
ちなみに、作る材料も結構違いがあります。
・コーンドッグ:フランクフルトソーセージにコーンミールの生地をつけて揚げたもの(ケチャップ・マスタード等を付ける)
・アメリカンドッグ:豚肉ソーセージにパンケーキミックスの生地をつけて揚げたもの(ケチャップ・マスタード等を付ける)
・フレンチドッグ:魚肉ソーセージにホットケーキミックスの生地をつけて揚げたもの(粉砂糖・グラニュー糖を付ける)
・ハットグ:チーズの棒にホットケーキミックスの生地をつけて揚げたもの(ケチャップ・マスタード等を付ける)

昔の札幌のイベント・売店の定番メニュー
昔の(どれぐらい昔かは個人差があります)札幌の夏祭りや地域イベント、スポーツ観戦の売店などでもフレンチドッグは定番でした。
子どもの頃に食べた記憶がある、という道民も多いはずです。そんな日常に自然と溶け込んでいる存在でした。
現在では提供する店も減り、お祭りの屋台か観光地や観光客向けの店でしか見られない食べ物になってしまいました。
観光客にとっては「北海道らしい体験型グルメ」としてもおすすめなのでぜひ一度、フレンチドッグを試してみてください。
まとめ
フレンチドッグは、単なるアメリカンドッグの別名ではありません。
昔の「甘いは美味い」という文化、当時はハイカラな魚肉ソーセージ、アメリカっぽいハイカラな揚げ物、これが合わさって出来た北海道ならではの食文化と地域に根付いた呼び名、そして砂糖をまぶすというユニークな習慣が絡み合ってできたB級グルメとも言えます。


